いよいよ仮想通貨の使い方を説明していきます。まず仮想通貨の利用に際して準備をしていきましょう。
仮想通貨の取引所に登録
仮想通貨を使うにあたって、まず仮想通貨を購入しなければなりません。仮想通貨は多くの種類があり、自身が購入したい仮想通貨を扱っている取引所に登録を行う必要があり、取引所によっても特徴があります。最近は各種の手数料が無料のところも多くなり非常に使いやすくなっておりますが※スプレッドと言われる手数料は各取引所によって異なります。スプレッドは取引をする度に掛かってしまう為、利益を出す為にも注意して取引会社を選ばなければなりません。今回は各取引会社の特徴を簡単にまとめました。また別の項目で取引所毎の詳細な情報やスプレッド、手数料比較、登録の仕方も紹介も行なっていきますので、そちらも是非ご参考にした下さい。
(※スプレッドとは通貨の購入時と売却時の差額の事で手数料のようなもの。)
1.DMMBircoin
DMMBitcoinは電子書籍やゲーム、FXまで手掛ける大企業のDMM.comが運営している大手取引所です。
良い特徴:
⚪︎大企業が運営しているので閉鎖されにくい。
⚪︎セキュリティが高い。
⚪︎アルトコインの※レバレッジ取引に対応している通貨が多い。
⚪︎取引画面のアプリが使いやすい。
(※レバレッジ取引とは:証拠金を用意する事で、その数倍の取引をする仕組み 例:10万円の証拠金に対し4倍迄のレバレッジなら40万円迄の取引が可能になる)
悪い特徴:
⚪︎現物取引出来る通貨が3種類と少ない。
⚪︎ユーザー同士の取引所が無く販売所のみの為、現物取引を行う場合は※スプレッドが高い。
(例:BTCの場合 販売所1.3%レバレッジ0.24%)
まとめ:
安全性を重視し、仮想通貨のレバレッジ取引をメインに取引したい方におすすめ。
2.GMOコイン
GMOコインは東証1部上場のGMOインターネットが運営する大手取引所です。
良い特徴:
⚪︎取引所のスプレッドがビットコイン、アルトコイン共にかなり安い。
(例:BTCの場合 ※現物取引メイカーなら-0.01% テイカーなら0.05%レバレッジ取引は無料)
(※メイカーとは指値注文を先に出していた側、テイカーとはその指値注文を発注した側を言います。)
⚪︎セキュリティが高い。
⚪︎扱っている仮想通貨は全て販売所、取引所で購入出来る。
悪い特徴:
⚪︎扱っている仮想通貨が5種類と若干少ない。
まとめ:
スプレッドなどの手数料がかなり安いので、取引が細かく出来、扱っている仮想通貨全てでレバレッジ取引も出来るので、バランスが良く初心者から上級者まで使い易い。
3.coincheck
Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であり2014年からサービスを提供している老舗取引所です。
良い特徴:
⚪︎サイトが非常に見やすく分かりやすい。
⚪︎仮想通貨の取り扱いが10種と多い。
悪い特徴:
⚪︎過去にハッキングを受け大きな被害が出た。
⚪︎アルトコインの取引は販売所のみになるのでアルトコインのスプレッドが高い。
(例:BTCの場合 取引所0% 販売所2%)
⚪︎現在はレバレッジ取引が出来ない。
まとめ:
取引のメインをビットコインで行う人におすすめ。また、サイト自体は非常に見やすいのでチャート表だけを利用するのにも使える。
4.bitbank
bitbankは2014年からサービスを提供している老舗取引所で特にアルトコインのリップルの取引に力を入れています。
良い特徴:
⚪︎取引所のみの販売でビットコイン、アルトコインともスプレッドが非常に安い。
(例:BTCの場合 ※現物取引メイカーなら-0.02% テイカーなら0.12%アルトコインも同じ)
⚪︎セキュリティ体制も公開され安全性が高い
悪い特徴:
⚪︎レバレッジ取引が無い
⚪︎サーバーが重い(注文が通らない事がある)
まとめ:
アルトコインの現物取引を行う方におすすめ。スプレッドなどの手数料も抑えられる。
5.bitFlyer
bitFlyerは海外の事業展開に非常に積極的でビットコインの取引高が国内でNo.1の取引所です。
良い特徴:
⚪︎セキュリティが高く500万円迄の盗難補償が付いている。
⚪︎チャートが見やすい
悪い特徴:
⚪︎アルトコインは販売所のみの取引の為、スプレッドが高い。
⚪︎入出金手数料が掛かる
⚪︎現物取引出来る通貨が3種類と少ない。
まとめ:
ビットコインをメインに取引する方向けで、チャートも見易く安全性も高い為、長期でビットコインを保有する時におすすめしたい。
全体のまとめ
⚪︎取引所によって特徴があり、自身の取引の方針に沿った選択が必要。
⚪︎各種手数料無料と謳っていてもスプレッド等の見えない手数料にも注意する。